こんにちは、千すけです。
これまで、【二十四節気の着物コーディネート】として、着物を紹介してきましたが、
今回はまとめて、季節の写真のほうを振りかえります、の夏バージョンです。
立夏 /半袖、ざる蕎麦始め【二十四節気の着物コーディネート】 - 千すけ 着物文庫
まずは立夏。これはリアルにこの時期の富士山で、5月のはじめ、もう雪はこんなに僅か。夏が始まっている!と感じる。右上のイメージカラー(「立夏」の文字)がバスクリンみたいな色になっちゃったなあと思うけれど、この富士山がいかにも昔、子どもの頃に入った夏用バスクリンのお風呂を思い出させるような、清涼感溢れる見事な夏の富士山だったもので(勝手なイメージですすいません)、引っ張られてしまったよ。
小満/ピークの前【二十四節気の着物コーディネート】 - 千すけ 着物文庫
次は小満。これは芒種の記事にも書いたのだけど、小満は二十四節気の中で一番、イメージがわかなかった…ので、写真もイメージがわかなかった。それで、なんとなく「満ちる」という字から、なみなみとした水面のこの写真を選びました。これは吉祥寺の井の頭公園。撮ったのが秋なのでやっぱりどことなく秋の雰囲気…なんなら着物も秋っぽい…春夏通してこれが一番迷走した(いや年間でこれが一番であってほしい)。小さく満ちるって何だよ。
芒種/小さく満ちるって何だよ 【二十四節気の着物コーディネート】 - 千すけ 着物文庫
続いて芒種。これは時期的に紫陽花だ!と、近所の紫陽花が咲いている神社に参拝して写真を撮った。ちょうど薄曇りの日で、紫陽花はやっぱり、かんかん照りの日よりも、雨や曇り空の下でこそ生き生きするものだと思う。きれいな紫陽花がたくさん撮れたけれど、青から紫のグラデーションが美しいこの一枚を選び、イメージカラーも紫陽花の延長のような色にしました。
夏至/ニョロニョロのたね 【二十四節気の着物コーディネート】 - 千すけ 着物文庫
いよいよ夏至です。夏至の日の、というわけではないけれど(6月30日、夏越の祓で食べるお菓子なので)、この時期はやっぱりこの水無月かな。これは虎屋さんのもので、比較的小ぶりでキリッとした佇まいなのも好き。もちろん味も格別。いくつかある写真の中で、お皿のキラキラ感の強い、より涼しげなものを選びました。
小暑/夏の読書の魔法 【二十四節気の着物コーディネート】 - 千すけ 着物文庫
続いて小暑。夏至に続き、お菓子にしました。これも虎屋さんのあんみつ!トラヤトウキョウで頂いたもの。見た目もめちゃくちゃ美しい。あんみつは涼しげで夏にぴったり。これは可愛い浴衣と合わせようと思っていました。夏本番、という感じのワクワク感やキラキラ感を出せたと思います。
大暑/夏の花火と冬の花火 【二十四節気の着物コーディネート】 - 千すけ 着物文庫
さあ大暑。大暑は花火にしよう、と前々から決めていました。花火、夏の夜、暑い中での涼しさ。薄くて風が通りそうな着物。夏のピークであると同時に、夏の終わりへと向かう一抹の淋しさ。小暑とはまた違う風情で、着物の色もイメージカラーも、夏の夜を意識した色にして、全体的にお気に入りに仕上がりました。
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