千すけ 着物文庫

アンティーク&リサイクル着物『千すけ 着物ブティック』店主です。おひつじ座のB型。着物のことや好きなことを書いています。

着付教室、行く?行かない? 着物の習い方シリーズ 前編

「着物を着られるようになりたい」と思ったとき、どうする?

 

着付教室に行く?

もしくは行かない(独学)?

着付教室に行くなら、どう選ぶ?

 

といった所について、私の体験から伝えられることを、書いてみようと思います。

 

さいしょに結論を書くと、

「なんだってOK!!^^」

と思います。

 

楽しく着物を着られるようになればいいので、

自分に合ったやり方が一番だと思います。

 

そしてもし可能ならば、千すけ個人としては

「家族に教えてもらう」

事を、お勧めしたいです。

 

おばあちゃんや、お母さんなど、

着方を教われる方がいらっしゃれば、

「着物、教えて」と言えば、喜ばれると思うのです。

 

私は10年ちょっと前に父を亡くしていますが、

今頃になって、「お父さんに彫刻を習っておけばよかった…」と思います^^;

趣味で彫刻をやっており、かなりの腕前だったのです。

 

せっかくだから載せよう。

お父さん、ブログに出すよ〜^^

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今思うと、仏教に興味があったわけでもないのに、なぜ仏像を彫っていたのだろう…。

そんな事も聞いておけばよかったな。

たぶん、色々な形を有していて、彫刻のモチーフとして良かったのだという気はするけど、

もう聞けないとなると気になるもんです。笑

 

話が逸れました。

そんなわけで、家族から習えるならば、着物に限らずね、受け継げる機会を大切にしたいと思うのでした。

 

そして、おそらく、そうして身近な人から教われる事が、一番自然で、理想的な、着物文化の継承になるのではないかな。

 

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でももし、まわりに教わる人がいなくても、

今は、ネットでいくらでも、

着物の種類やTPOといった知識を始め、

着付の仕方や、動画が出てきますよね。


「自分で着物を着られるようになる」為には、それでも充分可能だと思います。
そもそも、着物が日常着だった時代は、着付教室なんて無かった訳だし…(^-^;

 

そういう私は、今から7年ほど前(だったはず)に、大手の着付教室に通いました。

 

着付教室も、大手の教室や個人の教室など色々ありますが、この時の私は、「大手着付教室」以外の選択肢は無かった、というか発想がなかった、ように思います。

今思うと、個人の教室を視野に入れても良かったと思うのですが。

(ちなみに、母に習えないものかとは思ったのですが、記憶があやふやと言われ断念しました。笑 )

大手着付教室をネットでいくつか検索して、なんとなく雰囲気で選びました。

 

私がその大手着付教室を選んだ理由は、

◆師範のお免状まで欲しかった

(いずれ、着物に携わる仕事をしたいから、人に着せられるようにもなりたいし、師範のお免状まで欲しい)

 

◆駅に近い、立地が良い

(=職場から近く仕事帰りにラクに寄れる)

 

◆夜の部がある

(=仕事帰りに寄れる)

 

◆カリキュラムに沿って学べば、ひと通りの知識と技術が身につく

(ネットや本に情報を拾いにいったり、それを自分で繋ぎ合わすのが面倒だった) 

 

◆わからない事を聞ける。

 

◆自分で気付かない、変なクセや間違いを指摘してもらえる。

といった所です。

 

 

実際、師範のお免状を頂くまで通ってみて思うことは、

まず、上記の「選んだ理由」については、やはりありがたい、選んで良かったなあ。ということです。

反対に、「ここは、これから着付教室を選ぶ方は、知っておいた方が良いかもしれない」という点もありました。

 

長くなるので別記事にします!

つづく。↓ 

sensukekimono.hatenablog.com

 


 

 

 

 

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【妄想着物コーディネート】百貨店へお出かけするお嬢さん

前回の記事で、『百貨店ワルツ』ブームの千すけです。 

 

 

sensukekimono.hatenablog.com

 


 


 

 

妄想は続きます。笑

「もし、三紅百貨店にお買い物に行くなら!」コーディネートー!!ヽ(゚∀゚ )ノ

虚構の百貨店にお出かけするお嬢さんをイメージして着せてみました。

 

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着物は綸子地の訪問着で、アンティークです。

袖丈は長め。現代の標準的な着物と、振袖の中間くらいの長さでしょうか。

アンティークに多い袖丈で、若いお嬢さんらしい着姿になりますね。

この、長めの袖が私はすごく好きです。

袖って、着物ならではの楽しさですよね。

洋服に比べて、こんな長い袖、

生活する上ではどちらかと言えばジャマなものを、無くさないで今まで来たのは、

日本人が着物の袖の美しさを愛してきたからではないかなあ。

 

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半幅帯で文庫結びなので、無くても大丈夫ですが

あえて帯揚げと帯締めを使いました。

水玉模様の帯揚げを多めに出して見せています。

 

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そもそも、「訪問着」に「半幅帯」は、

「フォーマルな着物」と「カジュアルな帯」の組み合わせになってしまい、

格が違うのでタブーではあるのですが、

今回は虚構の世界のコーディネートなので、自由に色々組み合わせました( ´ ▽ ` )ノ

 

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黒の羽織はぐっと引き締まります。

ちょっとミセス寄りになってしまったかな。

羽織をプラスすると、すごく雰囲気が出るので好きです。

 

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柄入りの半襟。こちらもやや多めに襟を出しています。

私は襟は多めに出すほうが好きです。

この半襟、私が着付教室に通っていた時に、授業で染めたものです。

塗り絵みたいな感じで、筆で染料をつけていきました。楽しかった(*^^*)

 

 

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さあ、百貨店へお出かけ^^

 

 

 

 

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マツオヒロミさん『百貨店ワルツ』 素敵すぎて悶絶…!!♡

本屋さんで、こんな素敵な本を見つけました!!♡

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『百貨店ワルツ』 マツオヒロミさん

実業之日本社

百貨店ワルツ (リュエルコミックス)

百貨店ワルツ (リュエルコミックス)

 

 

 

表紙を撮る時は外しましたが、

本の帯も可愛い…(*^^*)

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もう、素敵すぎて、

「うわあ〜〜〜♡(*´ ▽ `*)」

「は〜〜〜〜♡(><)」

ばっかりしか言えません。笑

 

とにかく素敵なんですよ!!!

まず絵が、見ての通り、

可愛い。お洒落。大正浪漫…!

もう、言うまでもないですが(*´ ▽ `*)

 

 

こちらの本は、

 “虚構の二十世紀初頭、

 デパート「三紅百貨店」を舞台にした

 コミック&イラスト集”

と、帯に記載があります。

 

百貨店のように、各階(売り場)ごとに、

短いストーリーの漫画や、デパートの広告や商品などのイラストで構成されているので(◯◯圓◯◯銭 と、値段までちゃんと書いてあったり!)

現実離れした、夢の中みたいな美しさ

と同時にリアリティがあり、

 

まるで、

自分が、

「三紅百貨店」に、

時代や次元を超えて、迷い込んだ気分になれるのです……!

ウフフ。。。(о´∀`о)

 

だってもうね、目次からして、

“ 2F 美粧部 ”  

↑美粧部!!

「美粧」って!

「美粧院」とか私のおばあちゃん言ってたわ!はーーー!!!♡(*゚∀゚*)

とか、いちいち震えるのですよ。♡

 

本を手にとり、

表紙をめくると、

まずお目にかかれるのは、

百貨店の包装紙かのような美しい一枚の頁。

 

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(ここだけちょっと、紙質が違うのです!)

 

トリップが盛り上がります…(*´ ▽ `*)

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私の大好きな池田重子さんの、

「日本が一番美しかった頃」

という言葉を思い出しました。

 

sensukekimono.hatenablog.com

 池田重子さんへの想いはこちら↑

 

 

美しいものを、日常に纏っていた時代。

 

私はその時代を、こうして本や、

映画やドラマの中において、

しか知らないけれど、

もしもタイムマシンでもあって、ほんものの「その時代」 を見ることができたらなぁ…!!

などと考え出すとドキドキしますね(*゚∀゚*)

 

私はデパートがとても好きなのですが、

(良いもの、きれいなものがたっくさんあって、パリッと気持ちよくて、どの階もいい匂いがするし、お店の方は礼儀正しく優しく、もう大好きな場所です。行くだけで元気がでる。笑)

本の中の「三紅百貨店」のような、コテコテに美しいデパートが、現代にもあったらなあ…♡♡と、妄想がとまりません。あぁ行きたい。

でも実際、そういう美しい時代が、確かにあった(らしい)んだもんなぁ…。

すごいよなぁ…(゜-゜)

 

 

そしてイラストの女の子たちの着物がもうね…もうね…( ;∀;)♡

どれも可愛すぎて。コーディネートが素敵すぎて。

着物 + フリフリ白エプロン + ヒール靴

の給仕さん (“5F 喫茶室” です(*^^*))

とかね!

本の中では、現代的なアレンジの部分もあるだろうとは思いますが、

それにしても、昔のほうが、自由に、ラクに、カッコよく着物を着ていたイメージがあります。

 

着物に目を奪われっぱなしですが、

なんなら洋装のイラストも可愛すぎて!←百貨店に、初めての洋装を誂えに来るお話があるのです。まだ、着物しか着たことがない人の方が多かった時代なんですね。

 

ほんとうに、見るだけで楽しいです。

 

 

 あとがきで、マツオヒロミさんが

“特に思い出深いデパートの一つ” として

大丸心斎橋店を挙げられています。

 

調べてみたところ、とてもとても美しい建築物でした…!

残念ながら、老朽化のため、建て替えに入っているそうですが、

本の中の「三紅百貨店」の雰囲気を、

僅かながら三次元で垣間見ることができた気がして(画像でですが^^)、またワクワクするのでした。

色々出てきますので、気になった方はぜひ検索されてみてください〜♡

実際に行かれた事がある方が羨ましい♡(*^^*)

 

 

今回の記事はハートマークが多かったな!笑 ♡

あれです、子供の頃、絵本を前に、その本の世界に入っていくドキドキワクワクするあの感じ!を、久々に味わいました。

幸せ〜〜♡♡

 

 

 ↓ この記事へ続きます。

 

sensukekimono.hatenablog.com

 


 

 

 

 

 

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「冬服が似合わない・つまらない」→カギは【パーソナルカラー】にあった話

いつも着物のことを書いていますが、

最近、洋服に関して気付いた事があったので、

たまには洋服のことを書いてみよう。

 

 

すっかり寒くなり、これからいよいよ、あの季節がやってくる…。

そう、私が嫌いな、寒くて長いが!!

 

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もともと、寒いのが苦手(暑いほうがずっと良い)、陽が短いのが嫌い、と、

冬が嫌な点は色々あるのですが、

最近、さらに気付いてしまったこと。

 

・私は、「冬服」が嫌い。

・私は、「冬服(にありがちな色)」が、似合わない。

 

まず、「冬服が嫌い」とは。

改めて考えてみると、そもそも、冬服の素材(ウールとかアンゴラとかカシミアとか諸々)が好きでなく、

また重かったり着るだけで疲れるので冬服全般が嫌いだ、という話。

(綿や麻一枚で済む夏はやはり良い…)

しかしこれは、嫌いだからと言って、着なければ寒く、寒がりとしてはそれも嫌なのである。

そして今のところ、これに対する対策はほぼ無さそうなので、^^; 

今回はここについては置いておき…

 

 


もうひとつの、
「私は、冬服にありがちな色が、似合わない(だから冬服は嫌)
について書きます。そう、色の問題。


季節が秋になると、お店に並ぶ服の色が変わりますよね。
シックで、深みのある色が出てくると、秋だなー!と新鮮に、嬉しくも思うのですが…
そしてそれらの色は、秋から冬にかけてよく出回り、
なんとなく、

【秋冬はそういう色を着るもの】

という決めつけを、自分でしていました。

しかし。
先日、冬服を買いに行ってみて、

つくづく思ったのです。

「そもそも、こういう色、好きじゃないんだよなあ…」

こういう色、というのは、
からし
・ワインレッド
・モスグリーン
みたいな、落ち着いた深い秋冬色。

好きじゃない、というか、人が着てると、素敵に見えるのに…。
秋冬らしく、おしゃれに思うのに…。

???(´・ω・`)

もしや、
自分に似合わないから、
【自分が着るという前提では】、
【好きと思えない】
のでは?

そうか…。似合わないんだ!(゚o゚)

私は、こういう深みのある色には、顔が負けるんだ!

 


じゃあ、何だったら良いのか。
ここで思い出したのが、
「パーソナルカラー」のこと。

春夏秋冬の4タイプに分けて、似合う色はこれですっていうアレです。
(↑ 私の雑な説明…^^;気になる方はパーソナルカラー、検索してみてください^^
参考に、分かりやすかったサイトを貼っておきます)

 

 

allabout.co.jp



男性向けの診断もありました↓

allabout.co.jp



そして、調べた結果、わたしのパーソナルカラーは
「サマータイプ」で、やはり


・濃い色、鮮やかすぎる色、黄味が強い色、コントラストが強い配色
は似合わない
でした!

そして、
・淡い色、ブルー系、コントラストが強くない配色
が、似合う色、顔色を良く見せる色
とのこと。


うむ、やっぱり!
改めてクローゼットを見てみると、持っている服はどれも、そういう(似合うとされる)系統の色味ばかり。
ということは、私は無意識にも、「似合う色味の服」を選んでいたんだな。

(※と言っても、冬服は絶対数が少ない。笑)

そして、春夏は、お店にも、
【私が似合う・好きな色味の服】
が多く並ぶから、問題ないのだけれど、

秋冬となった時=
【私が似合わない・好きでない色味の服】
が主流となり、

でも、
【秋冬はこういう色味を着るべき】
という、謎の固定観念


【秋冬に着るべき色味が、自分には似合わない】


【冬服はつまらない、嫌い】
に、なってたんだなー!

色々と調べていたら、サマータイプに似合う冬服コーディネート、といった画像も沢山あり、
これなら着たいー!と思うのものもいっぱい(o^^o)

私の固定観念だった、「冬に薄い配色では、なんか寒々しい」みたいなことも、意外となく…。

↑そこはやっぱり、ニットとか冬素材のチカラでもあるという^^;

 

冬服、ちょっと楽しめるかもw(゚o゚)w  

 

ただやはり、私が着たい、薄めの色は、この時期どうしても少ないので、探すのはちょっと苦労かもですが。

 

 

そして、似合う色・似合わない色 が分かった所ですが、

 

「似合わない」とされる色も、

もしかすると、

着物ならいけるのでは?

と、密かに思っているところです。

 

洋服での「似合わない」が、

なぜか着物だと「似合う!」になる、不思議現象があるのですよね。

パーソナルNGカラーが、もし似合ったらスゴイ^^

 

 

 そして、約1年越しに、この記事へ続きます! ↓

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着物を自分で着られるようになる為に、大事だったこと。

着物を、自分で着られるようになる為に。

 

まずは何と言っても、

「着付のノウハウの習得」が必要ですよね。

着る方法、また着物の選び方(季節やTPOなど)を学ぶこと。

 

しかし、これらと同じくらい大事だったなあ、と思うのが、

当たり前のことかもしれないですが、

「着物を着て、出かけてみること」

 

着て、歩いてみて、数時間過ごしてみて、どうだったか?^^

↑ここの自分の感想が、宝です!

 

・帯が緩んできた!

・帯が崩れた!

・裾が下がってきた!

・苦しかった…

・暑かった、寒かった

・草履が痛かった

など

 

不快だったことが、次の着付のヒントになります(^.^)

・どこが改善ポイントなのか?

・その方法は?

・万一、またそうなっても、出先でできる応急処置はないか?

・安心して、楽しく着ていられる為に、何ができるか?

 

そして、

「特にトラブルもなく、楽しく着ていられたわ〜(*^^*)」

だったとしたら!♡

自分の着付に、すごく自信が持てます(о´∀`о)

 

一日中、着て、歩いて、座って…

全然、着崩れてない!

苦しくもない!まだまだ着ていられる♪

 

こうなると、自信がつくし、

自信がつくと、「着物で、○○に行ってみよう」とか、着る機会や選択肢も増えると思います^^

 

一度でも、この自信を持てると、大げさじゃなく、財産 です。

もしまた「失敗だったー」と思うことがあっても、自信・楽しさ の感覚を知っていると、失敗も糧にしやすくなるのではないかな、と思います。

 

 

…というわけで、

着付を学んだら、まずは短時間からでも、

「着物を着て、実際に出かけてみること」

↑ここから得られるものが、とーってもたくさん、あります!

ここが、上達するコツだと思う!

というお話でした^^

 

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ホントにね、着て過ごしてみないと分からない、予想もつかない事とかありますし↓笑

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まわりの反応とか、着てみてこそ感じられることがたくさんあります(*^^*)↓

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とらや 羊羹 千すけ的BEST 3!\(^o^)/ と、もうひとつの羊羹の思い出。

ずいぶん雨が続きましたね。

やっと青空が戻り、あずきピクニックに行けました\(^o^)/

 

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あずきピクニックを記念して(?)、

千すけが好きな とらや小形羊羹

BEST 3 を考えてみました!

 

 

いきますー!

 

まず3位!

「夜の梅」

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ザ・虎屋の羊羹!ですね!

こんなにしみじみと美味しい羊羹があるのか… と、衝撃を受けた一品。

それからとらやさんのファンになりました。

 

「夜の梅」という菓銘の由来は、

 切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てて

 とあります。

「春の夜の闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる」『古今集』(春の夜の闇は無意味だ。梅の花の色が見えなくなってしまうが、その素晴らしい香りだけは隠れようもない。)

(とらやHPより引用 小形羊羹 夜の梅 | 羊羹 | とらやの和菓子|株式会社 虎屋) 

 

この名前の由来を母に教わり、感激した覚えがあります。

味も菓銘も感動もの。 

 

 

 

第2位!

「ラムレーズン」 

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とらやパリ店の限定商品ですが、時々日本でも売ってくれてます(^^)

バレンタインの時期が多いのかな?

バレンタインといえば、同じくその時期に限定で発売される、「羊羹 au ショコラ」も美味しいです♡これもパリ店発。

来年もあるといいなー(о´∀`о)

 

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第1位ー!

「おもかげ」

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黒糖の羊羹です。

私はこれが一番好きー!(*^^*)

 

そして、「夜の梅」しかり、菓銘がとても素敵だと思います。

和菓子は詩的な名前が多くて楽しい。

 

「おもかげ」って、人によって様々な想いが去来する言葉ではないかなあ。

私はなぜか、セピア色の写真 みたいなイメージがあります、おもかげ。

黒糖の味がちょっと懐かしく、ぴったりな名前だなあと思うのです。

 

 

ここからちょっと番外編。

名前に惹かれつつ、まだ食べていない羊羹があるのを思い出しました。

「空の旅」

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これ、羽田と成田の、空港限定なんですよね。

飛行機に乗る時に限って思い出さない…。次の機会では忘れず買おう…。

そしてこの羊羹、「飛行機の窓から見た夕焼け」の色ですって!

夕焼けがきれいだったから、切り取ってお菓子にしちゃった!って素敵すぎます。。。(;o;)

 

(羊羹の写真は全て、虎屋ホームページより拝借しました。)

 

 

そして余談ですが…

「羊羹といえば、とらや」をイメージする私ですが、

もうひとつ、「羊羹といえば」で思い出す、強烈な思い出があります。笑

 

高校生の時、友達と100円ショップに寄り道してお菓子を買って、食べながら帰る事がよくありました。

(俗に言う「買い食い」です。)

 

その日も友人とお菓子をみていたところ、

いきなり、見知らぬおばちゃんが、

 

「この羊羹おいしいわよ!!これ絶対おすすめ!!」

 

と、友人に栗羊羹を激推しし始めました。

 

「ほんとおいしいから!」

「私、回し者じゃないから!!」

と、栗羊羹を猛アピールするおばちゃん。

 

圧倒されながらも、「そんなに美味しいのか…?」と、若干期待しつつ、ついに羊羹をレジへ持っていく友人。

(買うのか…!!)と思いながら見守るしかない私。

 

味はまあフツーだったそうです。笑

 

今でも、そのタイプの羊羹はスーパーやコンビニでよく売られており、

見かけると、その出来事を思い出して、ふふっと面白くなってしまいます(´ω`)

 

その友人とは、今もようかんネタとして、たまに思い出して笑っています。

あのおばちゃんは結局なんだったのだろう。。。笑

 

 

あっ、私はもちろん虎屋の回し者じゃないですよ!!!笑

 

でも、気付けば、あの時のおばちゃんときっと似たような気持ちで、この記事を書いた私なのかもしれない…(^.^)

あのおばちゃんも、とにかく、好きって言いたくてたまらない気持ちだったのかも。

 

「私、回し者じゃないから!!」

今までの人生で出会った名言のひとつ( ´ ▽ ` )

 

 

 

 

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