こんにちは、千すけです。
まだ本格的な冬ではないけれど、早いところでは雪が舞うことも。
木枯らしが吹いて、マフラーやストーブ、こたつ…冬の相棒たちも登場します。
小雪のコーディネートは、無地のように見えますが実は小さな小さな模様がある江戸小紋を、舞い始めた雪に見立てました。
帯もなんとなく雪っぽく❄️😌
↑模様見えるかな
子どもの頃、石焼き芋屋さんというものは巷にありふれたもので、あの
「いーしやーきいもー」
をしょっちゅう耳にしていた気がするけれど、
今ではめったに遭遇しなくなりました。
それはひと冬に一度ぐらい、
まったく予期していないところに、存在すら忘れていたところに、あの
「いーしやーきいもー」
が突如としてやってくるのである。
スピーカーから割れ気味なそれは、
わけのわからん郷愁をかきたてる。
石焼きの芋はむろん格別に美味しいのだけれど、
長くて寒い夜、真っ赤な釜に黄金色の芋を抱いているあの焼き芋カーと焼き芋のおじさん、というものが、昭和からワープしてきた宝物みたいに見えてしまう。
焼き芋屋さんはそうしてまだかろうじて現れてくれるけれど、ほんとうに幻になってしまったのが屋台のラーメンなんだよな…
チャルメラを吹いて夜遅くに開いてるような。
私はこの人生で未だかつて屋台でラーメンを食べたということがない。
そもそも子どもの頃からして、あまり見た事がない存在だった。
この時代もどこかで出会えるだろうか。
もし、夜のしじまの中でラーメンの屋台が湯気を踊らせていたら…あーぜったい楽しい。
夜更けのラーメンってどうしてあんなに美味しいんでしょうね。
二十四節気、次回は12月7日『大雪』です。
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