ずいぶん雨が続きましたね。
やっと青空が戻り、あずきピクニックに行けました\(^o^)/
あずきピクニックを記念して(?)、
千すけが好きな とらや小形羊羹
BEST 3 を考えてみました!
いきますー!
まず3位!
「夜の梅」
ザ・虎屋の羊羹!ですね!
こんなにしみじみと美味しい羊羹があるのか… と、衝撃を受けた一品。
それからとらやさんのファンになりました。
「夜の梅」という菓銘の由来は、
切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てて
とあります。
「春の夜の闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる」『古今集』(春の夜の闇は無意味だ。梅の花の色が見えなくなってしまうが、その素晴らしい香りだけは隠れようもない。)
(とらやHPより引用 小形羊羹 夜の梅 | 羊羹 | とらやの和菓子|株式会社 虎屋)
この名前の由来を母に教わり、感激した覚えがあります。
味も菓銘も感動もの。
第2位!
「ラムレーズン」
とらやパリ店の限定商品ですが、時々日本でも売ってくれてます(^^)
バレンタインの時期が多いのかな?
バレンタインといえば、同じくその時期に限定で発売される、「羊羹 au ショコラ」も美味しいです♡これもパリ店発。
来年もあるといいなー(о´∀`о)
第1位ー!
「おもかげ」
黒糖の羊羹です。
私はこれが一番好きー!(*^^*)
そして、「夜の梅」しかり、菓銘がとても素敵だと思います。
和菓子は詩的な名前が多くて楽しい。
「おもかげ」って、人によって様々な想いが去来する言葉ではないかなあ。
私はなぜか、セピア色の写真 みたいなイメージがあります、おもかげ。
黒糖の味がちょっと懐かしく、ぴったりな名前だなあと思うのです。
ここからちょっと番外編。
名前に惹かれつつ、まだ食べていない羊羹があるのを思い出しました。
「空の旅」
これ、羽田と成田の、空港限定なんですよね。
飛行機に乗る時に限って思い出さない…。次の機会では忘れず買おう…。
そしてこの羊羹、「飛行機の窓から見た夕焼け」の色ですって!
夕焼けがきれいだったから、切り取ってお菓子にしちゃった!って素敵すぎます。。。(;o;)
(羊羹の写真は全て、虎屋ホームページより拝借しました。)
そして余談ですが…
「羊羹といえば、とらや」をイメージする私ですが、
もうひとつ、「羊羹といえば」で思い出す、強烈な思い出があります。笑
高校生の時、友達と100円ショップに寄り道してお菓子を買って、食べながら帰る事がよくありました。
(俗に言う「買い食い」です。)
その日も友人とお菓子をみていたところ、
いきなり、見知らぬおばちゃんが、
「この羊羹おいしいわよ!!これ絶対おすすめ!!」
と、友人に栗羊羹を激推しし始めました。
「ほんとおいしいから!」
「私、回し者じゃないから!!」
と、栗羊羹を猛アピールするおばちゃん。
圧倒されながらも、「そんなに美味しいのか…?」と、若干期待しつつ、ついに羊羹をレジへ持っていく友人。
(買うのか…!!)と思いながら見守るしかない私。
味はまあフツーだったそうです。笑
今でも、そのタイプの羊羹はスーパーやコンビニでよく売られており、
見かけると、その出来事を思い出して、ふふっと面白くなってしまいます(´ω`)
その友人とは、今もようかんネタとして、たまに思い出して笑っています。
あのおばちゃんは結局なんだったのだろう。。。笑
あっ、私はもちろん虎屋の回し者じゃないですよ!!!笑
でも、気付けば、あの時のおばちゃんときっと似たような気持ちで、この記事を書いた私なのかもしれない…(^.^)
あのおばちゃんも、とにかく、好きって言いたくてたまらない気持ちだったのかも。
「私、回し者じゃないから!!」
今までの人生で出会った名言のひとつ( ´ ▽ ` )
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