千すけ 着物文庫(^^)

千すけ 着物文庫

アンティーク&リサイクル着物『千すけ 着物ブティック』店主です。おひつじ座のB型。

ずっとずっと、怖くて孤独だった!! そして、励みだったこと。 開業2周年、千すけ着物ブティック

 

こんばんは、千すけです。

 

千すけ着物ブティック、二周年となりました!

 

 ↓この時から二年。

 

sensukekimono.hatenablog.com

 

 

 

今日は、この二年間について、少しお話しようと思います。

いつもよりかなり長いですが、良かったらお読みください。

 

 

私はこれまで、あまり自分のプライベートな事や、深く考えている事は書かずに来たように思います。(え?これでもそうなんですよ!^^;

 

私は、キモノと、それを必要とするお客さんの仲介者であり、いわば黒子のような立ち位置で、『千すけ』としてのカラーは出しつつも、なるべく自分の匂いをつけないように、というスタンスだったのです。

(もちろん、いろんな形があって良く、仲介者のキャラありき!の売り方も素敵だと思います。私の好みや方針の上で、そうしているという話です)

 

だから、何をどこまでブログに書くか?という事を、意図的にも、無意識的にも、すごく選んできたと思います。

 

でも、ふと今、この二年間を振り返ってみた時に、あえてこの場で、読んでくださる方にお話したい、と思ったことがありました。

 

 

 

私はこの二年間、気付けば、

ほんっとーーーに、

弱音を吐かなかったのです!

 

何の話って感じですが。

 

当然といえば当然ですが、 

本当に、ブログはもちろん、

まわりの、親しい人たちにも、弱音を吐かなかった。

 

一度だけ、それまで誰にも言わずにきた葛藤のようなものを吐露した事がありますが、ホントそれぐらい。

 

 

けれど、自分の中では、ずっとずっと、

怖さと、孤独との共存でした。

もはや「闘い」ではない。共存。笑

 

 

怖さって、もうそれは色々あるのですが、

今だって、こんな事書いて大丈夫かとか^^;、

海千山千みたいな着物業界の先輩方の前に、私みたいな未熟者が、なんやコイツって思われそうでコワイとか

ヘンな輩が絡んできたらどうしようとか←?

色々妄想みたいなこともあって、

しかしそれは、実際はみなさん優しくて…( ;  ; )バカな妄想したなって思うばかりだったのですがね。

 

それでもやはり、

自分の非力さ、ちっぽけさに、日々直面するわけです。

それを見るのが一番怖かったのです。

 

四六時中、それはいつも頭の片隅にはあって、ずっと闘うわけにもいかず(体力が持たん)、あきらめて共存するような、そんな付き合いの毎日でした。

 

人に相談する事はできても、共有はできません。

 

全ては自分でやると決めて始めて、

自分で選んで続けていること。

だから誰のせいにもできないし(当たり前です)

孤独にそれを抱えてやっていくことは、

避けられないこと、と思ってきました。

それはもう、考えるまでもなく。

 

店を続けていく上でも、

もし、辞めるにしても、辞める怖さもある、

事業が拡大できたら、また怖さのスケールが大きくなるだけです。

 

 

でね、

話を戻すと、

この二年間を振り返ってみたときに、こみ上げて来たのが、

あー、私はこんなに、弱音も愚痴もこぼさずに、やってきたんだな…

という事でした。

 

そこに気が付いて、

初めて、泣きました。

 

涙もろくよく泣く私ですが、

この着物の仕事で、(感激して泣いた事は何度もありますが)

ありがたいことに、苦しくて泣いた事は無かった事にも気付きました。

 

でもそれもどこか、泣くことも自分に許していなかったからかもしれません。

 

 

たぶん、これからも、私は今まで通り、まわりの人には弱音を吐くまいとすると思います。

そもそも弱いのは充分バレているはずですが、(でも気が強いこともなぜかバレている。何故だ)

きっと、そういう性分なのだと思います。

弱さを見せたら死ぬ!みたいな、武士のDNAもあるのです。先祖のせいおかげです。

 

それに、弱いことと、自分の現状に文句を言う事は別ですしね。

 

 

そんなわけで、

これからも怖さを抱えるであろう自分へ、

 

二年間、ほぼ誰にも言わずに闘ってきたことを、ここで公にすることが、

自分に対して、よくやったよ と認める証のように感じられ、

また、弱さを出せなかった自分も、あがいてもけっきょくポンコツな自分も、ゆるすことになると思い

この先また頑張っていく為にも、

こうして記しているのです。

 

闘うことや、弱音を吐かないことが立派、というのではなく、

私なりに、筋を通した、という所を。

 

(そして、愚痴を言うのがダメ、という話でもありません。吐き出した方がいいこともあると思います。

私が嫌なのは、

誰に頼まれたわけでもなく、自ら選んでやっているのに、何かのせい、誰かのせいにする、被害者的な在り方をすることです)

 

 

そして、

こんなふうに、怖さとか孤独とかについて書いていますが、

もちろんそればかりではなく!!

この二年間、続けられたのは、嬉しかったのは、何よりもお客様が喜んでくれる声でした。

 

ネットショップなので、何のやりとりも無く買い物を終えるのが普通だと思うのですが、

何故か皆さん、わざわざ、素敵な着物ですね!とか、着るのが楽しみです!とか、こういうのが欲しかった、とか、メッセージをくださるのです…(;o;)

お問い合わせだけのお客様も、嬉しい言葉をかけてくださるのです…!

もう、毎回、泣きます。。。嬉しくて。

リピートしてくださる方も多く、本当に励みでした。

だから怖くても、孤独を感じても続いたのです。

というか、優しいお客様に恵まれている時点で、本当は孤独でもないですね。

 

着物に触れること、その着物の良さを引き出すこと、写真を撮ること、商品紹介の文章を考えること、こんなふうにブログで自分の想いを言葉にすることも、私の好きなことであり、それができるのは幸せです。

 

 

正直なところ、今年は花火大会やお祭りも軒並み中止、お出かけも減っている中で、浴衣や着物がどれだけ必要とされるのか…千すけがもっと喜んで頂ける形態が別にあるのではないかと、模索しています。 

『千すけ着物ブティック』も、少し変わっていくかもしれません。

 

 

とても長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。

 

わざわざ、人目に触れるところに書き記して良いものか、迷う気持ちもありましたが、

もしかしたら、こんなビビリながらやってきた私の話が、誰かの何かしらの役に立つ事もあるかもしれないので、それもふまえて書きました。

(何を勧めるわけでも保証するわけでもないですが!笑)

 

 

これからもどうぞよろしくお願いします(^^)

 

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