新宿・中井の『林芙美子記念館』に行きました。
新宿区立 林芙美子記念館 TEL 03-5996-9207-新宿歴史博物館
中井は私の父が育った街で、祖母からも、中井の話を聞かされていたのですが(酔っ払った祖父が、妙正寺川に自転車落とした、とか…笑)、
私は何となく今まで縁がなく、中井の駅は乗り換えでしか降りたことがありませんでした。
今回、役所に用事ができた為、初めて中井の街を歩き、
せっかくなので(これも話に聞いていた)林芙美子記念館に寄ろうと思ったのでした。
作家の林芙美子さんが建てたおうち。
林芙美子さんの書斎。
雪見障子になっていてお庭が見えます。
ここで執筆をされていたそう。
こんな仕事場、素敵!!!(o^^o)
お風呂!
写真右奥の、光が差し込んでいるところが、
南側のお庭に面したこのお部屋。↓
(見学しやすいように、家中の窓を開放してくださってますが、埃が入って掃除が大変だろうな…^^;)
総檜造りの湯船。
私が撮影した位置が、中庭に面した大きな窓になっています。
とっても明るいお風呂。
ここで朝風呂とか最高だろーな( ´ ▽ ` )
「客間にはお金をかけず、台所と風呂は贅沢に」というのが、林芙美子さんの方針だったそうです。
写真撮り忘れましたが台所も素敵でした(^-^)
お庭のつくばい。
昭和初期の建物。
奇跡的に、空襲で焼けなかったそうです。
記念館は、この 四の坂 の入り口にあります。
中井は八の坂まであるそうな。
風が吹くと、木や竹の葉擦れの音がすごかったです。
この家でお庭を眺め、自然の音を耳にしながら、作品を生み出していったのですね。
ちょうど、入り口を掃き掃除していた優しい女性に声をかけて頂き、
色々とお話も伺ったのですが、
「こんな所に住んでいたら、元気になりそうですよね!とくに朝なんか、すごく気持ちが良いですよ(^-^)」
とおっしゃっていて、
ほんとになあ。
と思いました。
機能的には、現代の住宅に比べると「寒そう〜!(・・;)」と思ったりもするのですが、
こういう、昔の住まいの美しさは、もう今後、出そうとしてもできないのだろうな。
昔の着物もしかり。
初めて行った中井の街は、新宿のすぐ近くながらすごく静かで、趣きのある印象でした。
父や祖父母が暮らした、自分のルーツのひとつでもある街が、こんなに素敵な所だとは知らなかった、
この街を見て歩けてよかった!
と思いました(^-^)
(これがおじいちゃんが自転車落とした、かの有名な妙正寺川か…(・∀・)笑)
そうそう、中井は、着物の「染め」の街でもあるのです!
来月イベントがあるので、今年こそは行ってみよう(^ ^)
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