先日、私の生まれ育った街、について書きましたが、
【もうひとつの故郷】についても、書いておきたくなりました。
それは、宮崎県。
母の生まれ育ったところです。
そこは「九州のおじいちゃん・おばあちゃんち」として、遊びに行く場所でした。
なので、回数としては、そんなに多く訪れてきたわけではないのですが、
DNAに刻まれているのか、宮崎に行くと、「ああ、帰ってきた」「懐かしい」という気持ちになります。
そして、宮崎を発つ時はとても淋しい…。泣くぐらい淋しい。
夏目漱石が『坊ちゃん』の中で、
「名前を聞いてさえ、開けたところとは思えない。猿と人が半々に住んでいるような気がする」
と書いている延岡市。
分からんでもない。。。笑!
でも私は「のべおか」という言葉の響きも好きです。(^^)
このしましまの煙突が、子供の頃から印象的でした。
宮崎空港のおひなさま。
空港を出ると、ハイビスカスにブーゲンビリア、ヤシの木やらビロー樹、フェニックス、一気に南国気分です。
2月に撮った写真ですが、やっぱり南国らしい明るさがあります。
関東とは違う陽射しの強さを感じました。
いつも思うのだけれど、宮崎は、山も木も、風景のどこもかしこもが、なんだか、のほほんとしている。
私が知る中では埼玉の秩父とか、なんかこう、切り立った空気や、山間部の自然の厳しさを感じるものがあるけれど…
宮崎はもっとのんきな感じがして、行くととてもホッとする。
内陸育ちの私には、海が近いというだけで、開放感があるし。
海を見つめる、青島神社の狛犬。海無し県(埼玉)育ちの私には新鮮!!!
日南とか日向とか、いかにも日照時間が長くて温暖な感じの地名も好き。
日南海岸。
そんな宮崎県に行ったら、ぜひ食べてみてほしいのが、
天領うどん
宮崎県内に何店舗もあるうどん屋さんです。
しみじみと美味しいうどん。
祖母の葬儀の翌日、ひと通りの事がおわり、
昼前に「じゃあ、またね」と挨拶して分かれたはずの3家族が、
けっきょく天領うどんで再会した
という、みんな大好きな天領うどん。笑
宮崎に来たら、行かないと気が済まない我々…( ´ ▽ ` )
もうひとつ、私が大好きなのが、
かるかん。
かるかんは鹿児島のイメージが強いかもしれませんが、
鹿児島のはふんわり、
宮崎のはもちもちしているみたいです。
かるかん饅頭もありますが、私はひたすら皮(かるかん)のみを食べられる、カステラ状のかるかんが好きです。(^.^)