千すけ 着物文庫

アンティーク&リサイクル着物『千すけ 着物ブティック』のブログです。着物の事や、好きなもの。

苦しくない着付・紐編

着付けの必需品、紐。

 

大きく分けると、

こういうタイプ(素材は綿とかモスリンとか)

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と、

 

このタイプ(ゴム)

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の、ふたつに分けられるかなと思います。

それぞれ、メリットデメリットがあるなと私は感じていて、その為、場所による使い分けをしています。

 

そもそも、着付けの時に、紐を何本使うか?

これはもう、人それぞれ好みや工夫が様々あると思いますので、

今回お話する「千すけの場合」の本数を、先に書いておきますと、

長襦袢の胸紐(後に伊達締めを締めて、紐は抜く)

長襦袢の腰紐

③着物の腰紐

の、3本です。

 

 

 

では、順番に説明していきます!

長襦袢の胸紐

 

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はい、最初の紐ですね。

長襦袢の、襟元・衣紋の形を決めたら、まずは紐で仮止めします。

そして、紐の上から、伊達締めを締めてしっかり固定します。

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ここは、好みだなぁと思います。

伊達締めを使ったほうが、ホールド感があり、形がしゃきっと決まるので好きです。

着物をきれいに着られるかは、長襦袢の形がしっかり決まっているかにかかっているので、ここはしっかり押さえておきたい所。

 

 

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伊達締めは博多織が好きです。しゃっきり感が気持ち良い。

 

 

 

そしてここで、胸紐を抜いてしまいます。

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しゅーっ

 

紐類は、一本でも少ないほうが、やっぱり着ていて楽だからです。

伊達締めで固定されているのでもう紐は無くてよし!

そして、面積の広い伊達締めのほうが、細い紐で固定しようとするよりも、体に食い込まず、余分な締め付けをしないで済む気がします。

それなら、最初から伊達締め使えば?って話なんですけどね、伊達締めはやっぱり張りもあって扱いにくいので、紐で仮止めしてからが楽なのです。

 

 

 

 

長襦袢の腰紐

 

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これ、意外と、省略されている方が多いですね!

まあ、このあと着物の腰紐や帯もあるので、大丈夫なのかもしれません。

しかし私はチビな為、既成の長襦袢は大体、裾が長いのです。。。

よって、ここで紐を使い、長襦袢の長さを調整することが必須となります。

 

①の胸紐との間に集めた余りは、補正に役立ってくれます。 

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↑裾を上げた分がモコモコしてます

(分かりやすいように、伊達締めは外した画像です)

 

モコモコを平らに整えて

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着物は寸胴!くびれバスター

 

 

 

③着物の腰紐

最後の紐です。

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ここで初めて、ゴムの紐を使います!

(見えやすいように、おはしょり部分を捲し上げてクリップで留めています)

 

なぜ、ここだけゴムかと言うと…

ゴムは意外と苦しいからです。

ゴムの方が伸びるから楽、かと思いきや、伸びると同時に、締め付けるんですよ、ゴムは。

もちろん、アジャスターがあり調整はできますが、苦しくならない緩さにすると、着付の役に立ちません…

紐の方が、縛った以上には食い込まないから、楽なのです。

特に、心臓・肺・みぞおち付近は、締め付けると具合悪くなりますからね!

伊達締めも、必要以上にギュウギュウ締めないように気をつけます。

 

じゃあ、着物の腰紐は、ゴムでいーのか?苦しくないんか?って話ですが。

この、着物の腰紐は、ウエストではなく、骨盤の上から締めます。だからしっかり締めても苦しくありません。

そして、3本の紐のうち、ここが一番、しっかり締めたい所。

緩んで裾が下がってきたら悲惨です。

ゴムの素材は、すべりにくく、着物の上でしっかり仕事をしてくれてる感があります。頼もしい奴です。

 

そして、ゴムの利点がもう一つ。

引っ掛けるだけで、止められる!

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結ぶ必要ナシ!!

って所です。

着物の裾線を決め、着付を押さえつつ、紐を結ぶ←この間に裾線下がってきちゃった…

みたいなことが、防げます。

引っ掛けるだけ、カンタン!!(^^)

 

 

着物はやっぱり、楽に着たい。

もっとラクなやり方はないか?まだまだ探求します(^-^)v

 

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