千すけ 着物文庫

アンティーク&リサイクル着物『千すけ 着物ブティック』店主です。おひつじ座のB型。着物のことや好きなことを書いています。

花は桜、魚は鯛。 東京さくら巡り2018

今年の桜は早かったですね!

 

こんばんは、千すけです。

東京の桜の名所をまわってきました(*^^*)

 

*皇居乾通り → 千鳥ヶ淵 → 目黒川 → 上野公園へ

 

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皇居・坂下門付近。

石垣やお濠が、当たり前ですが、そういえば「江戸城」だったんだな、と思わせます。

 

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乾通りの八重桜

 

 

新鮮だったのが、東京のビル群。

東京はどこにいても高い建物ばかりなので、「引き」の視点でビル群を眺めることがあまりない。

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皇居側からだと、一気にパノラマになるので圧巻でした!

ちょっと霞みがかってました。春霞。

 

 

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千鳥ヶ淵。ボートがたくさん浮かんでいました〜!

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千鳥ヶ淵の桜は、他で見た桜よりも、とても古木な印象でした。

幹がどっしり、木肌もごつごつしています。

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で、千鳥ヶ淵の桜によく見られたのが、これ

枝じゃなく、幹からちょこちょこ桜が …!

私はあんまり、こういう咲き方を見たことがない気がします。可愛かったです(*^^*) 

 

正直もう、千鳥ヶ淵ですっかり満足し、桜はお腹いっぱい〜と思っていたのですが^^;

このあと行く目黒川も上野も、千鳥ヶ淵も、やっぱりそれぞれの趣きがあって、とても良かった!

 

 

続いて目黒川

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川の両岸から桜が覆い被さり、まさに桜のトンネル状態。

 

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花びらがふわふわ舞っている。

 

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目黒川の桜は、お店やら住宅やらがひしめく

川沿いの街の、暮らしの賑わいに寄り添っている感じがしました。

 

 

最後に上野公園。

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ここは ザ・花見 (桜の下でシート広げて、呑むよ〜!って感じの!)という雰囲気!(o^^o) 楽しそう!

会社行事として来ている雰囲気の方がほとんどでした。

夜桜は寒いイメージがありますが、

この日は夜も暖かかったので、他人事ながらホッとしました^^;

 

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この辺で日が暮れ始めます。

こういう、明かりが灯っていて、中で人が思い思いに楽しんでいるのだろうなーと思われる光景、すごく好き。

(それにしても、この手前のレーンは…! 混む時はここまで並ぶんでしょうかw(゚o゚)w )

 

 

どこの桜も、人で賑わっていて、みんな桜を楽しんでるんだな〜!と思うと同時に、

桜の木もそれぞれの場所で、楽しそうに見えました。

 

 

 

谷崎潤一郎の『細雪』で、

四姉妹の次女・幸子が

「好きな花は桜、好きな魚は鯛」である、というくだりがあります。

 

王道を好み、姉妹のうちで一番、単純明解、つかみやすい性格である、というような描写だった印象が残っています。

(ちなみにこの細雪、四姉妹それぞれの個性が際立つ着物姿が書かれていて、それを想像しながら読むのがとても楽しい…!)

 

もっとも、幸子及び四姉妹の場合は、

・花は(京都の) 桜

・魚は(明石の)鯛

に限る、

なのですが、

 

私も、桜と鯛は、どうにも特別に思えます。 

鯛は、味はもちろん、風貌からして魚の王様だと思っているし、

桜も、別格という言葉がぴったり。

これだけ、人々の心を揺さぶる花、皆が心待ちにする花があるなんて。

 

日本に生まれてよかった。

 

 

細雪 (上) (角川文庫)

細雪 (上) (角川文庫)

 

 

 

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『俳聖かるた』の思い出。 子供の頃の、あの変な感覚

こんばんは、千すけです。

 

今日は、かるた の事。

 

子供の頃、どっぷり浸ったカルタがありました。

 

『俳聖かるた』

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(もう箱ボロボロ…^^;)

 

京都に行った母が、おみやげに買ってきてくれたもの。

 

当時、私は幼稚園児…。^^;

さすがに渋すぎたか、その時はあまり遊びもせず、キティちゃんのカルタを愛用していた覚えがあります。笑

 

数年後、小学校5年生の時に、

なんとなくこの『俳聖かるた』を引っ張り出してみて、

そして

大ブームが起きました(自分の中で)。

 

もう、この絵の感じがめちゃくちゃ好きで。

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影響を受けすぎて、中学の頃には、顔彩という日本画用の絵の具を買ってみたこともありました。笑

顔彩・鉄鉢 | 日本画材料 吉祥 ←これこれ!懐かしい笑

 

 

この『俳聖かるた』は、

松尾芭蕉

与謝蕪村

向井去来

小林一茶

の、4人の俳人の句で構成されています。

 

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俳句を覚えるのはもちろん、どの季節の句か、

またどれが誰の句かも、当時は全て覚えていました。

(今は全部は自信ない…^^;)

 

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遊びにきた友達に、かるた遊びを付き合わせることもたまにありましたが、←笑

とにかく一人でこのかるたを眺めているのがとてもとても好きでした。

文学少女だったん。(о´∀`о)

 

 

 

中でも、すごく好きな句がこれ 

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温泉(ゆ)の底に我が足見ゆる今朝の秋

 

朝風呂でしょうか。

昔のお風呂の仕様は分からないですが、

私の感覚では、

夜、電球の光で入るお風呂よりも、

窓からの光が入って明るい時間のお風呂のほうが、湯気の存在をより強く感じられる気がします。

 

今も朝風呂は大好きで、特に温泉に行った時は絶対に朝も入る派なのですが、 

子供の頃、朝風呂は新鮮で、楽しいと同時に、

なんだか悪いことをしているみたいな、家がいつもと違っているような、熱いお湯に入っているのに背筋が寒くなるような、変な感覚になりました。

 

ぼんやりした朝の光と、白い湯気と、ゆらゆらするお湯と、

それらを通して見た自分の足は、

自分の体でありながら、なんだか違う、よそよそしいものに見えたりするのかもしれません。

 

そんな、自分が感じていた不思議な、へんな感覚 と繋がったことも、この句が大好きだった理由だったのだと思います。

「今朝の秋」という言葉の、乾いたさわやかな空気と、湯気やお湯との対比が、

「熱いお湯に入っているのに背筋が寒い」感覚に通じるものもありました。

 

 

 

俳句と、この絵によって、

昔の暮らしを垣間見えるところ、知らない時代なのに懐かしさを感じるところに、強烈に惹きつけられました。

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なんででしょうね、知らない時代なのに懐かしく思うのは。やっぱりDNAに刻まれているのかな? 

 

 

ところで、この『俳聖かるた』の中には入っていないませんが、

祖母が大好きだった句があります。

 

朝顔やつるべとられてもらひ水

 (加賀千代女)

 

井戸で水を汲もうと思ったら、釣瓶に朝顔のツルが巻きついている。

ツルを切ってしまうのは可哀想だから、お隣さんに水をもらいに行く、

という、ほのぼのとした句で、私も大好きです。

とはいえ朝顔の時期が終わるまで、隣の井戸を借りるのかな??笑 ) 

 

 

 

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舞妓さんがゴルフしたり、新幹線に乗ったり。【永楽屋 細辻伊兵衛商店】

こんにちは、千すけです。

京都に行って、また素敵な手ぬぐいを見つけました。

 

 過去の手ぬぐい記事↓

sensukekimono.hatenablog.com

 

sensukekimono.hatenablog.com

 


 

 

 

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永楽屋 細辻伊兵衛商店さん。

欲しい手ぬぐいが、めちゃくちゃたくさんありました…!!

www.eirakuya.jp

 

 

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これはその名も「おかえりやす」。

京都駅限定の柄です。

新幹線に乗るのが好きな私は、やっぱりこれが一番ツボでした(*^^*)

 

 

もうひとつが、これ。

「よーとびますなぁ」。f:id:sensukekimono:20180316105614j:image

 舞妓さんがゴルフ!

 

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こちらはハンカチです。

手ぬぐいもありましたが、

畳んだ時に柄がよく出る所がいいなと思ったのと、ハンカチにも舞妓さん柄を迎えたく(^^)

 

 

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「よーすべりますなぁ」のスキー柄もあって迷った…!

舞妓さんがスキーしてるんですよ!笑

(キティちゃんと一緒に滑っているのもあった♡)

 

他にも、

自転車漕いだり、

ボート漕いだり、

運動会したり、

めちゃくちゃアクティブ。笑(^○^)

 

どれもほしくなりました〜!

 

 

そして、そんな舞妓さんシリーズも沢山あったのですが、

真面目に景色だけのもの、

シンプルに市松模様とか麻の葉模様のもの、

表情がそれぞれ違う、可愛いだるまさんがたくさんいるもの、…

 

ほんとうに色々な柄があったのですが、

どれも絶妙でした。

 

そう、本当に絶妙!

市松模様なんて、どれも同じ」ではないんだな!と思いました。

模様の大きさや色のバランスが、絶妙なんだ。

おそらく、良い染料と、良い糸を使っているのでは?と思いました。

 

私は手ぬぐいの、手に馴染む感じがすごく好きなのですが、

永楽屋さんの手ぬぐいは特に、持った時に手にしっくりくる、カドがないと感じました。

 

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 鴨川。これはアオサギさん?

 

ネット通販でも買えるので、

やっぱりアレも買おうか、いやまた京都に行った時に買うのが、思い出になって楽しいかな〜、どうしよう(*´∇`*)

とヘラヘラしております。

 

 

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仁和寺の梅です。

仁和寺にある法師」の仁和寺

教科書に出てきた仁和寺!笑

すこしのことにも、先達はあらほましき事なり。の!! 笑

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今回、初めて金閣寺に行ったのですが、

その流れで、

金閣寺龍安寺仁和寺を回りました。

きぬかけの路。

修学旅行みたいな気分になりました。(o^^o)

 

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金閣寺、なんだか金ピカすぎてなぁ〜銀閣寺の方が侘び寂びあって好きだわ〜

と思っていたのですが、

本物を見たら

「おおお…!!(写真で良く見るアレだ……!!)

みたいな感激がありました。笑

 

そして、周りの池があんなに広いとは思っていませんでした。

 

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山紫水明!

←まだまだこっちに池が続いているのだけど、写真に収まらないから結局こういう画になるのだとわかった。しかし綺麗!

 

ゆうゆうと水を湛えた中に金ピカ。

なんだ、こんなに美しいじゃないか〜(゜∀゜)

つべこべ言ってないで、見られてよかった。

聞きしにも過ぎて、尊くこそおはしけれ。

 

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旬の着物と、“着物警察” のこと。 桜は着物にとっても特別な花

まだまだ続くさくら記事。笑

 

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これ、数年前に撮った写真なのですが、

桜と、日本橋三越と、はとバス

好きなものが三つも入った一枚!(o^^o)

 

こんばんは、最近桜のことばかり書いている千すけです。

桜へのパッションを、お分かりいただけただろうか…( ・`ω・´)キリッ

(まだもう一回くらい桜記事あるかも・笑)

 

 

今回は、着物の柄としての桜 (のち、着物ポリス)のお話です。

 

着物の柄には、季節があるものが多い。

お花だったり、

お正月とか、ひなまつりとか、お月見とか、季節の行事だったり。

 

そういう、明確な「時期」のある柄は、やはりその季節に着るのが乙なもので、

少しでも時期が過ぎて着ると、不粋になってしまう。

季節を少し先取り、ぐらいが、粋。

色々と好みはあると思いますが、やっぱり私は、季節に沿った着方が好きです(o^^o)

 

しかし、ひとつの着物の中に、春の花も秋の花も入っていたりするものも結構ありますね(^^)

これは、どの柄の季節にも着てOK!な着物です。

旬な季節が長くて、使いやすい。

 

「ひなまつりの柄」みたいに、旬がピンポイントで、年に数日間しか使えないものを楽しむ所も、着物のおおきな醍醐味のひとつだし、

出番の多い着物もまた愛しい(*^^*)

 

 

そして、春そのもの!のような「桜」ですが…

日本の国花なので、どの季節に着てもよい。

とされているそうです。

(国花って、調べてみたら、公的な定めはないみたいですが、「日本の花=菊と桜」、というのがやっぱり広く一般に国花として認識されてるみたいですね(^-^)さすがー)

 

桜好きとしては嬉しい。年中着ていいの!!(゚∀゚)

これから冬になる、みたいな時期に、渋めの地色に桜が描かれた着物、とかも素敵じゃなかろうか…春遠からじ(o^^o)

 

 

 

それで、この記事を書きながら、頭をよぎったこと…。

 

俗に言う【着物警察】ってやつ。

私は遭遇したことないですが…

 

※着物警察とは

着物のルールにそぐわない!と思われる対象者を見つけては批判し、

又は実際に遭遇すると、「コレは間違ってるわよ!」「なってないわよ!!」と、(着物文化を曲げやがって!!汚しやがって!!キィィィイーー!!!違反!違反!)とばかりに飛んでいって、有無を言わさず勝手に手を出し、直しだす方々。相手が有り難く思うかは状況次第。趣味はパトロール

(千すけ ブラック文庫より)

 

 

これ…例えば、今回書いた、「季節が違う着物を着ること」とか。

着物には、確かにたくさんの決まりごとがありますし、それぞれに素敵な意味があることと思います。

私も、なるべくそこに「沿う」ことを、「楽しい」と感じるタイプです。

フォーマルな場ほど、ルールを守ることが、周りの方への配慮とも思います。

 

 

しかし、その【決まりごと】や、【美しいとされる着付け】も、

着付教室の方針や、個人の解釈なども様々あり、基準が色々と分かれている部分があることも事実。

基準が分かれたり変わっていくのは、時代が変わっているからもある。

例えば着物には厳密に「今日からは、たとえ寒くても絶対に夏物」という区切りの日がありますが、昔とは気候が違ってきている。

少なくとも衣更の前後くらいは、調整期間、

気温や体調優先で、で良いと思う。

 

 

そもそも、江戸時代の終わりとか、明治の写真を見ると、

みんなおはしょりダブダブだし、

帯板なんかしてないし、

合わせもピシッとしてない。

(でもなんか格好いい…)

おそらくだけど、この調子だと、現代で神経質になっている「着物のルール」なんて、さほど考えてない気がする。

あとは、その時々の流行りもあったのでしょう。

 

そうなると、もう絶対にこれが正しい!!って、ないんじゃないかな?

違う季節の花が入った着物を着ても、目くじら立てることなくない?

 

 

だから、

【正しい着物】←自分基準

を押し付けて、結果、

 

【着物を楽しめなくなる人】を増やす

ことが、何より不粋だと思います。

 

せっかく着物を着始めて、

慣れない着付けでも、着て出かけてみよう!と頑張ったのに、粗探しみたいな着物ポリスに遭遇したらアナタ…(-_-)

心折れますって。着物楽しくなくなります、私なら( ;∀;)

 

 

たぶん、嫌だな、と感じるのは、

「自分の正しさを証明できるのが楽しい!」というのが伝わってくるから。

着物ポリスにも、着物愛があってのことだとは思いますが。

 

着崩れたり、着崩れているのを本人が気づいていなかったり、

そこを「レスキュー」するだけの

「お直しおばさん(お出かけ楽しんでね〜( ˆoˆ )♪)」

なら、

パッと見た感じには同じような行動でも、全然違ってくるのだと思います(^^)

 

 

そして、「着物ポリス」って、個人単位のことだけじゃなく、

むしろ、例えば着付教室とか、着物業界の一部が、

そういう風潮をわざわざ作り出している部分も感じます。

 

美しい伝統を守りたい、という想いも、とてもわかるけれど。 

着物ももうちょっと、がんじがらめじゃなく、単なる服のひとつ、として

もっと身近で、間口の広いものであったらいいなあ。

 

 

 

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桜の箸置き と、ひなまつりの箸置き 【季節の箸置き】

こんばんは、千すけです。

桜の開花予想が出てくる時期になりましたね〜♡(o^^o)

 

さて、【季節の箸置きシリーズ】。

↑地味にシリーズ化しています! 

sensukekimono.hatenablog.com

 

sensukekimono.hatenablog.com

 

 

 

今日は春の箸置き。

 

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ガラスのさくら♡

光が当たるとキラキラして、

桜を見たときの心の騒めきが呼び起こされます…(つд⊂)

 

伊藤ナツキさんというガラスの作家さんのもので、すごく好きで

紫陽花と朝顔の箸置きもあります。

それはまた季節がきたら載せます…♡(^^)

 

 

それと、もう過ぎてしまいましたが、

ひなまつりの箸置き。

 

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菱餅の箸置きです。

こんなミニチュアサイズなのに、

ちゃんとサイドが

桃色・雪色・草色になってます〜!

 

 

 

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こちらは、私が勝手に「ひなまつりの時期の箸置き」と決めているのですが、笑

 

たしか「お麩」の箸置きだったと思います。

可愛いらしさ、春っぽさ、

そして色合いが、おひなさまカラーです(*^^*)

 

 

 

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【桜の帯留】この時期、桜の中で起こっている爆発…!

こんばんは、千すけです!

ずいぶん更新してなかったな…( ´ ▽ ` )ノ

 

2月の【梅の根付】に続いて、

 

【桜の帯留を作りました(o^^o)

 

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梅の根付はこちら↓

sensukekimono.hatenablog.com

 

 

 

満開の桜と、桜の葉。

 

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桜は、開花のニュースがまず嬉しいし、

(桜の開花がニュースになる国って素敵だよね!日本人どんだけ桜好き!!(*^^*))

満開はいつか、いつお花見に行こうかとそわそわするのも楽しく、

散りゆく桜を眺めてはもののあはれを感じ、

しかし葉桜になってちいさな緑が見えてくると、また夏になるー!と嬉しくなる、

 

どの段階も全て好きです。

 

 

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昔、本で読んだのですが、

「桜染め」って、桜の花びらから色を抽出しているかと思いきや、

そうではないらしいんです。

 

花が咲く少し前、ちょうど今頃でしょうか、その時期の「枝」を煮出すと、桜色に染まる。

花びらを煮出しても、灰色しか出てこないそうです。

 

なんだか不思議に思えます。

見た目は茶色い枝。茶色に染まりそうな気がしますが、

内側に、もう桜色を抱いているんですね。

 

そのことを知ってから、この時期に桜の木を見ると、

まだ寒空の下でも、なにか爆発的なものを内包しているように感じます。

 

三寒四温といいますが、

そんな桜の様子を目にしたり、

「もうすぐ春だ…!」という喜びをちょくちょく噛みしめられるのも、

今の季節の楽しみですな(*^^*)

 

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